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KANTARO-DESIGN 手描き住宅プレゼン

実際のお客様に提出した手描きのプレゼン集。「おうち研究室」に寄せられたQ&Aも掲載!
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注文住宅と企画住宅はどう違うのですか?



質問

ハウスメーカーの建物には、注文住宅と企画住宅があるとよく耳にします。
値段もかなり違うようですけど、実際にどのくらい内容が違うものなのでしょうか?

まだどこの展示場にも行ってなくて、ほとんどわかりませんのでよろしければわかり易く教えてください。
30代 自営業

お答え

もともとは、一戸建ての住宅には企画住宅というものはなく、全て注文住宅でした。
一部公営の賃貸住宅やアパートなどで、規格化された間取りを採用して安く建てているのはありましたが、これも現在の企画住宅とは違うものです。

「注文住宅」とは、お客さんの希望を聞いてゼロから設計していくもので、工法や様式、間取り、仕様など法規と予算に合致するものであれば、どんな建物でも注文できるものです。
勿論、お客さんは建築のことがあまり判らない方が多いので、業者や大工さんが提案する場合も多いでしょうが、基本的にはお客さんの希望の建物を建てることが前提となっています。


「企画住宅」とは、ハウスメーカーが販売している「住宅」という商品です。
自動車や電気製品と同じ様にカタログで販売する為に考えられたものです。

「企画住宅」は基本プランというものがあり、数十種類の間取りや外観が事前に決められており、その中から選んで建てることになります。
勿論、基本プランどおりではなくても良いのですが、その場合変更ということになり、「オプション」扱いになることが多いようです。

工法や仕様、材料、材質なども決まっていて、選べるのは用意された見本の中から柄と色くらいです。
各ハウスメーカーは同じ製品を多量に発注するスケールメリットにより、大きな利益を上げています。
ですので、規格外の材料に変更する場合以上に高い追加料金が発生する場合がありますので注意しなければなりません。

ハウスメーカーでも「注文住宅」「自由設計」などと謳っている会社もありますが、これは本来のものではありません。
全て、会社の規格内での「注文住宅」であり「自由設計」です。
簡単に証明できるのは、木造メーカーに軽量鉄骨で建てて欲しいとか、鉄骨メーカーに、木造在来工法で建てて欲しいといっても、会社で扱っていないからと断られます。

細かい部分に関してもそうなのです。「企画住宅」よりは多少自由がききますが、本当の「注文住宅」ではありません。

ハウスメーカーの「注文住宅」は全て「準企画住宅」住宅です。

ハウスメーカーの営業マンはお客さんから話を聴き、それに合った商品を選んできます。
「企画住宅」のほうが比較的に安価ですので、もしこの中に希望するものに近い商品があれば最もお得に建てることができます。
どうしても満足できない場合はハウスメーカーの言う「注文住宅」に切り替えて考えなければなりません。

ハウスメーカーの「注文住宅」は基本から「企画住宅」より仕様を上げて差別化をはかっていることが多く、坪単価は10~20万程アップすることが多いようです。
更に、「企画住宅」は社内の設計士で済ませることができるけど「注文住宅」になると社外の設計事務所に依頼するメーカーも多くそれも価格を引き上げる要因になっています。

又、「企画住宅」でも性能的には「注文住宅」とほとんど変らないことも多く、違うのは設計の自由度と使用材料と設備機器のグレードといったところなので、「企画住宅」で充分と思われる方のほうが多いようです。

特に土地から購入される場合などは、予算が限られてくる場合が多いですので「企画住宅」のほうがお勧めですね。

又、ハウスメーカーで「注文住宅」を頼まれる場合、ハウスメーカーの中には、「企画住宅」や「モデルハウス」はとても素敵なのに、「注文住宅」になると一気にデザイン性が落ちて普通の建売住宅みたいになる会社もありますので、実際に建てられたお宅を拝見されたほうがよろしいかと思います。





【 2014/02/15 (Sat) 】 相談・質問 | TB(0) | CM(0)
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kantaro

Author:kantaro
建築士として住宅と商業建築のデザインをしてきました。
2020年の改正省エネ基準適合義務化に対応した低炭素木造住宅のプランニングとデザインをしています。
このブログでは、2013年4月以降、実際のお客様に提出した手書きのプレゼンと「おうち研究室」に寄せられた、質問や相談を抜粋して掲載しています。
住宅の新築を検討されている方の参考になればと思っています。

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